補助金の種類とながれ

補助金制度とは

私有林は個人所有林であり、本来植栽や間伐等の森林整備に公的補助を出すべきものとは言えないが、森林の持つ公共的機能(大気浄化機能、治山・治水機能等)を評価して一定額の事業補助金が出ることになっています。

補助制度の種類

1.造林補助制度

大きく分けて事業補助と林業機械導入に対する一定額補助とに分かれています。

2.融資制度

森林管理をおこなう為の機械購入、森林を所有するための自己資金への融資制度です。
・日本政策金融公庫資金
・林業・木材産業改善資金(北海道)

補助の対象

主に以下の内容に該当する場合が対象になります。

  • 植栽に関しては0.1ha以上
  • 間伐は60年生以下 更新伐は90年生以下
  • 森林作業道は幅員3m以下で林業機械や森林施業の小型トラックが走行可能な道

植栽の補助対象となる樹種

  • 全道一円:
    カラマツ、トドマツ、アカエゾマツ、エゾマツ、グイマツ、グイマツ雑種F1、ヨーロッパトウヒ、シラカンバ、マカバ、ダケカンバ、ヤチダモ、ヤマハンノキ、ヤチハンノキ、ヤチハンノキ、ケヤマハンノキ、ドロノキ、ミズナラ、カシワ、カツラ、ハルニレ、キハダ、イタヤ、カエデ、イヌエンジュ、オニグルミ、エゾヤマザクラ、ナナカマド、シナノキ、ハリギリ
  • 石狩、空知、後志:
    クリ

対象となる作業

  • 単層林における作業:
    人工造林、下刈、倒木起こし、除伐、保育間伐、間伐、枝打ち
  • 複層林における作業:
    更新伐、樹下植栽等
  • 鳥獣害防止施設等整備
  • 森林作業道(林業専用道含む)

森林の整備費用は、事業地の傾斜・事業面積・事業規模により異なり、森林経営計画など各種計画の策定も必須となります。
所有されている森林が十分に機能している状態かを判断し、わたしたち森林管理のプロが、ご相談にのります。
お電話をお待ちしております。

目次