2月にビィーシステムが提供する、GIS研修を当組合職員2名が受講しました。

GIS研修とは
株式会社ビィーシステムが提供している製品のひとつである、「Assist」と、GIS(地理情報システム)を用いて地図や空間を把握することができる仕組みを学ぶ研修です。
参照:株式会社ビィーシステム

使用する端末

研修では、仕組みについて学習し、実際に外でポイントのつけ方について担当者の方から丁寧に教わりました。




GISは主に、事業の中で調査を行うために使用しています。
例えば、森林調査で山林の中に入り、GPSのポイントを付けていくことで区画を整理し、森林資源の分布や量を把握することができます。調査担当は、地形や地勢、樹種などの情報を元に、詳細な図面を作成し、見積作成に活用しています。
また、実際に間伐等を行う担当者にも共有されるので、森林組合事業にはなくてはならない共有資料です。
他にも用途としては、GISを使って森林の保全管理を行うこともできます。GISを使って、森林の病害虫や自然災害などの発生状況を把握、早期に対応することもできます。

石狩市森林組合では、スマート林業(情報通信技術を用いた新しい森林経営)の取り組みも行っています。
2023年春からは、本格的に導入済みのドローンを用いた森林の状況把握も取り入れ、施業計画に活かしていく予定です。
ドローンを用いた調査事業によって、効率化が図れると期待しています。
ドローン調査の様子はまた別記事にて報告します。

最後に研修を受けた担当者に感想を伺いました。

端末操作や、ピンの落とし方など技術的に難しい点もありましたが、
これから実務で使用していく中で精度をあげていきたいと思います。

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