木質バイオマス発電所視察ツアーに参加しました

木質バイオマス発電所視察ツアー

日時:令和7年4月8日(火)~10日(木)
場所:岐阜県 ごうどバイオマス発電所
  :福井県 敦賀グリーンパワー発電所
  (道央地区未利用バイオマス供給協議会 主催)

視察1日目
石狩市森林組合では、再生可能エネルギーを活用した地域資源循環の取り組みについて学ぶため、岐阜県安八郡神戸町にある「ごうどバイオマス発電所」を視察しました。

こちらの発電所では、間伐材や端材といった未利用木材を燃料として活用し、年間約9万トンの木質チップから約5,300万kWh(約16,000世帯分)の電力を生み出しているそうです。

燃料チップの品質管理や、地域材の安定供給体制についても詳細に説明を受け、森林整備とエネルギー供給が両立する仕組みを理解することができました。

視察では、燃料貯蔵ヤード、ボイラー、蒸気タービンなど主要設備を見学し、木質バイオマス発電の運転管理や安全性対策についても貴重なお話をいただきました。

地域資源を活かし、林業振興と脱炭素化の両立を図る本取り組みは、今後の当組合の事業展開においても多くの示唆を与えるものとなりました。

視察2日目

敦賀グリーンパワー発電所

木質バイオマスの利活用に関する理解促進と供給体制における広域連携の検討を目的として、福井県敦賀市にある「敦賀グリーンパワー発電所」を視察しました。

敦賀グリーンパワー発電所は、地域で発生する未利用木材を主燃料として発電を行っており、FIT制度を活用した安定的な電力供給と、森林整備・林業振興への貢献を両立しています。発電設備の見学を通じて、燃料調達・品質管理・運転保守の実務について理解を深めることができました。

石狩市森林組合では、引き続き地域林業の発展と持続可能な資源利用に向けた取り組みを進めてまいります。

企画協力への御礼
今回の視察ツアーの実施にあたっては、株式会社えぞりすツアープランニング様に、移動手配・日程調整・現地受入調整など多岐にわたりご支援いただきました。おかげさまで、参加者全員が安全かつ円滑に視察を終えることができ、大変有意義な学びの機会となりました。
ここに厚く御礼申し上げます。

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